「失われた古文書」関連:Fawnについて(1)

過日行われたミニクエストイベント「失われた古文書」に関する内容です。今回取り戻された本は6冊でしたが、その中の1冊に「日記 著者不詳」がありました。日記の中にFawnという単語が登場しているので、Ultima Codex Wikiで確認しました。本投稿では、先ずOld Fawnについて翻訳文を掲載します。

 

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Decillion首長ブログより

 

Old Fawn: Ulitma IとIIIに登場する街


1. 概略:

旧Fawn(Fawnとして知られる)は、その後「海の都市(City of the Sea)」として認知されるようになりますが、ソサーリア人の入植地でした。モンデンの時代まで遡る事となりますが、その起源はロード・ブリティッシュ王の南の管轄地の中にある湖畔の一都市でした。魔法使いの死後、そして世界が破片化した後には、Fawnはブリタニア大陸の北の島に位置する事となりました。この変化は、当該地の再開拓、或いは大規模な地質学的変化が発生した事を示唆するものでした(いづせよ、この事はBritanniaと呼ばれるようになる土地では既知の事実でした)

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Old Fawn


2. 歴史:

「Age of Darkness」

Fawnの名前はLady Fawnに由来していました。彼女はFawnの最初の統治者であり、外見の美しさを崇める祭儀や習慣を始めました。Stranger達の冒険の時代には、Fawnは鍛冶、武具製造、魔法使いを擁護する穏健な都市として知られていた。また、Fawnでは、歴史上最初の飲料施設がDr.Cat(後世の人達には"Master of Nim"として知られています)により運営されていました。祭儀の証拠等は殆ど見つかっていませんが。


「Age of Enlightment」

エクソダスの破壊の後、ロード・ブリティッシュ王が新たに作られたブリタニアで八徳を聖典化する試みの中では、Fawnでの外見美信仰はあらさまな不調和を醸し出すものでした。これら八徳内に美が含まれない事によって、謙譲に対するプライドと同様の対立軸なのですが、Fawnの神職者達が崇める宗教と王の考える倫理道徳体系とは真っ向から対立するようなりました。Fawnの信仰に忠誠を誓うものは王の支配を拒みました。

 

これらの反ロードブリティッシュを唱える者たちはErstamという魔法使いの元に集結しました。Erstamは、その新しい土地を見つける為の冒険の中で、双子の都市MoonとMontorからの不満分子達を組織していました。Erstamが求める新しい土地では、専制君主的な統治に寛容である事が重要でした。その後、これらの人々はSerpent 島の海辺に辿り着いて住み始めるようになり、そしてFawnの人々がその場所でその名を冠して新しい街作りを始めました。

 

結局、旧Fawnはブリタニアより消滅してしまいましたが、その理由はFrawからの移住民入流をブリタニア王に禁止されたか、あるいは初期の時代に王国で多発した地質変化によるものでした。

 

(Fawnへ続く)