大和評議会 (2020/10/04)

先日(2020年10月4日/ 22:00~23:00)に大和評議会が開催されました。前回より2週間後というイレギュラーなタイミングでの開催となりましたが、逆に前回評議会での高揚した気分を維持したまま出席する事ができました。この2週間、折に触れて前回評議会の宿題(「失わわれた古文書」関連)を調べていたので、評議会がより身近に感じていた事も影響しておりましたが。

 

会議ログや詳細状況はブリテイン首長及びスラカブレイ首長がブログを上げられておられるので、そちらをご覧下さいませ。本投稿ではベスパー関連議題のみを投下します。

 

 

1.  報告: 墓場の状況

ベスパー墓場とコープ墓場を巡回しています。実数のカウントは行いませんが、コープの方のアンデットの数がやや多く、しかも強めのアンデッドが湧く印象を受けていますので、今回評議会に報告しました。

f:id:Sun_YMT:20201006134456p:plain

ベスパー墓場

f:id:Sun_YMT:20201006134521p:plain

コープ墓場

2.  質問/協議 : ベスパーの街の憲章

8月着任から本日迄、前回のベスパー首長が取り纏められた内容を反芻してきました。

 

f:id:Sun_YMT:20201006134811p:plain

Decillion首長ブログより

f:id:Sun_YMT:20201006134825p:plain

Decillion首長ブログより

f:id:Sun_YMT:20201006134841p:plain

Decillion首長ブログより

ベスパー分につき、文脈中の「教育」がいつも気になっていました。現実社会も同様ですが、この単語の意味する所を考えれば、重要なキーワードだからです。それ故、今回国王陛下にお尋ねしました。記載に至るまでの経緯も知りたかった、という事もありましたが。陛下並びにユー首長からのご示唆を頂戴しました。評議会後~お二方からのお言葉を座標の銘として草案作成を進めています。


「徳により実現されるブリタニアの防護/防御を強化せよ」

 

今回の評議会に於いても、改めて国王陛下のこの強く尊いご意志を重く受け止めておりました。陛下のご意向を受けて(日本文学でいえば「返歌」のような形で)今回のベスパー憲章はより踏み込んだ内容を考えています。そして、今週末或いは来週早々に国王陛下へ草案を提出いたします。その後、国王陛下からの赤ペン先生の授業(!?)を受けつつ完成に至る、という流れになります。


今回の国王陛下のお言葉は、深く々心に響きました。
「仮想世界と現実世界は表裏一体か?」と思うと鳥肌が立ちました。


今、私達の生きている現実社会の共通基盤/理念である「平和」も「自由」も「民主主義」も新たな危機に直面しているからです(私はアカデミアに属する人間ではありますが、この分野の人間でないので薄っぺらな吹けば飛ぶような見識は何卒ご容赦下さい)


■ 現在の「平和」は束の間の平和に過ぎず、各国が挙って軍拡競争や核開発に走る様は、古来の「平和とは次の戦争に備えるための準備期間だ」という俚諺が現実味を伴うものになってしまいました。


■ 現在の「自由」は虚構に満ちた自由ではないかと危惧しています。際限もなく無規律で無節操な現代社会の中で「自由」は居場所を失い、さながら自らを蝕むが如く、あたかも自壊を遂げようとしているようでもあります。それは、エデンの園を追われ去り往くものの姿に酷似しているかのようです。「自由」は再びエデンの園への無事の帰還を希求するのでしょうか?或いは、最早人間社会に愛想を尽かて、このまま静かに神の元に召されてしまうでしょうか?

 

■ 現在の「民主主義」は、自由とともに今や人類の抑止できないほどの高度の文明化をもたらし、人類を進歩よりもむしろ退歩へと導いているのではないか?と不安になります。「民主主義」は、その美名のもとに一部の者の権力の具に供され、あたかも全体主義の台頭が懸念される程に腐食化してきました。


私達は永く「理性」に歴史の水先案内人の役割を託し、人間の歴史もいずれ「理性」の赴くところへ善導されるに相違ないと信じていたから、その中で人間は、どのような存在の人間であれ、誰もがそれぞれに人類の歴史の小さな一コマを担ってきました。それは人間の生来の善なるを疑わず、人類が描く歴史の軌跡も、いずれ限りなき「自由」と究極的「平和」を目指して登りつめて行くに相違ない、との信念に支えられていたからこそなのですが・・(この現状を見よ!ですね)


リアルの世界は「理性」の拡張が止まりません。しかし、ブリタニアには「理性」だけではなく「徳」もあります。この精神的支柱を堅持していく事、国王陛下が私達に今一番求められている事、且つ唯一の事というのが分かって感動が止まりませんでした。

 

 

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!