The Treasures of Hythloth (Demonic Forces)関連: 「Journal of Relvinian(レリヴィニアンの日記)」翻訳

首長会メンバからフルページ充填済のロールブックを受領しましたので翻訳を行いました。今後の公式発表もお待ち頂けばと思います。

※ Relvinian(レリヴィニアン)に関しては、来週の「大和さん」でフォローアップ予定です。

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私が生まれた時の事です。助産師さんがうっかり鏡を倒してしまい、その鏡の中に私の誕生を見ていた悪魔達がいる事に母が気が付きました。恐怖に慄いた母は、私を父の親族に預けました。彼らは古い魔法とは全く無縁の血筋でした。<このような経緯から>私は2人の靴職人に育てられる事になりました。彼らは私の事よりも両親が送ってきた金を大切にしてしているような人達でした。<その後、靴職人になった>私はいつも裁断された革や靴底を欲するようになりました。これら物資の取引に訪れるベスパーでの滞在期間中には、ムーングロー行きの船にこっそり乗り込む事もありました。

 

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ライキュームで私は魔法見習いとなりました。そして、神秘技能ギルド(The Guild of Arcane Arts)が承認したリストから呪文を学びました。そのギルドでは魔法の使用方法に関するルールは決定されていたものの、本当の意味での学問は秘密結社が行っていました。ライキュームでの魔法見習いの経験を通じて、私は本当の力を知りました。

 

”ムーンシェイド・オーダー"は神秘技能ギルドの抑圧的なリーダーを排除しました。そのグループの中のターニウス、新任の大魔術師(Archmage)ですが、彼はルールよりもタイトルを重視する人物でした。このライキューム内の変化によって、私はより自由に魔法の練習や実験をする事ができるようになりました。この新しい枠組みの中で私の能力は開花していきました。

 

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私はブラッドスポーン教団に力を与えている「カスタンブレの心臓」を発見しました。私はこの稀少な石を刻んで幾つかのルーン石を作りました。そして、虚空の空間に棲う悪魔達を召喚してソサリアの大地に縛り付けました。そして、私はそれら魔物の感情を抜き取りました。この悪魔達は私の召使。そして、世界を変える存在となるであろう。

 

エンパス・アビーのアンドリュー修道士のように、私の仕事を危険で愚かなものだと言う人もいました。しかし、他の人達はより好意的に受け止めてくれたようです。ブラックソーン陛下は難解な伝承に関する議論を行う目的で私の研究室を訪れました。そして、私の仕事を紹介する機会として、陛下は私を夕食会に招待して下さいました。

 

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私は夕食会で国王陛下の寵愛を受けようと思っていたのですが、予定通りに進みませんでした。<夕食会では>魔法のデモンストレーションを行うつもりでしたが、失敗して私はブリティッシュ城にデーモンを解き放ってしまったのです。お城は大混乱となり、厨房のスタッフを含めて10数名が行方不明となりました。

私自身と言えば、魔法を失敗したという屈辱的な思いをするだけでは足りませんでした。今度は私が非難される事になったからです。負傷をしながらも生き延びた人達は、陛下に最も厳しい罰を要求しました。陛下はそれらの人達の訴えに応じて、あたかも盗賊を捕縛しようとするかの如く、ロイヤルガードに命じて私を追跡させました。そして、私の仲間のメイジ達でさえも私を非難したのです。

 

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<このような厳しい状況の中でも>私には自分の仕事を完遂される為に孤独が必要でした。その為、私は大変強力な呪文を唱えました。<その結果>5匹のバルロンの力を借りて、私のペンタグラムに世界中の遺跡を引き寄せて家を作りました。バルロンより非力な召使のデーモン達は私の屋敷の周りに強大な迷路庭園を育てました。

<しかし>私はいつまでも隠れおおせる訳がありません。そうこうする内にロイヤルガード達がやってきました。この中断により、悪魔達に対する私のコントロールが崩れて、悪魔達は暴動を起こしました。強大なバルロンが私を攻撃し、私の体を燃やし、私の魂/精神を虚空に追放しました。 

 

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何度も何度も、空虚な暗闇の恐怖で、私の存在そのものが細切れにされて、そして繋ぎ合わされました。そして、ダークモンク達はレイスとなった私の存在を利用する為に、影と夜の鎖で私を縛りました。モンク達が仕えている権力者が私に幾つかの計画を準備していたからなのです。私はアルケミストのホームズに働きかけて、ここから出られるように急かしました。

 

今私は今ホームズの身体に入っています。もっと私に相応しい物が見つかるかる迄はこの姿のままでいる事にします。よし、私は物体化しました。私に反逆した悪魔共を服従させる為にこれからヒスロスに向かいます。

 

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ロールブック本体@ベスパーハウス (ご興味のある方はお立ち寄り下さい)  

 

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